個人練習メニュー No.9〈トレーニング〉

下半身の安定を狙ったトレーニング

腹筋/膝タッチクロス

  1. 膝を曲げ仰向けの状態になる
  2. 両手を交差し腿のつけ根に置く
  3. そのまま腿の上を両手が滑っていくように膝の上を触る
  4. 呼吸を止めずに行う

スクワットジャンプ

  1. 両足を開いた状態からジャンプする
  2. 着地したときにスクワットをする
  3. スクワットが出来たらそのままジャンプする
  4. リズムよく行う
  5. 膝はつま先より前に出ず猫背にならない

スパイダーマン

  1. 片手、片足を伸ばす
  2. 前に置いてある手に伸ばしている足が近づく
  3. 曲がっている足は延ばし前に進む
  4. 身体が開かないようおへそ

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個人練習メニュー No.9〈ピッチング〉

肘を下げながら投げない練習

乗せ/前足ボール着地

  1. 前足を上げた時は体は反らない
  2. 軸足のつま先、膝、股関節を一直線にする
  3. 前足の裏全体でボールを転がす時は足が先に前に行く
  4. 着地する前足は開かない

閉じ投げ

  1. 股関節に体重を乗せる
  2. 軸足のつま先、膝、股関節を一直線にする
  3. 前手を長く前に残しその上を肘が下がらないように腕を振る
  4. 少し横に腕を出し、下半身で前に大きく振る

腕回しサイドステップ

  1. 始めは腕の前で両手をクロスさせる
  2. サイドにステップしながら腕を大きく回す
  3. 腕を回しているときはステップの方向に真っ直ぐ進む

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個人練習メニュー No.9〈バッティング〉

ボールの軌道に入れる練習

ワレ/前足ボール回し

  1. バットがの位置が変わらない
  2. 軸足のつま先、膝、股関節を一直線にする
  3. 前足の裏全体でボールを転がす
  4. 着地する前足は開かない

ワレ/寄せ・棒

  1. 中心がぶれない
  2. 軸足を内側に寄せる
  3. 前の肩は中に入れ過ぎない
  4. 棒は動かさず肘を入れる

後手・パームアップ

  1. バットを持っている掌は上向きにする
  2. 後手が体から離れないために前手で押さえる
  3. 下半身でバットをポイントまで持ってくる
  4. 手首が返らないようにする

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栄養満点!沖縄風炊き込みご飯

FG栄養コラム 8

コンビニでの食事の選び方

練習前後などお腹が空いてコンビニで買い物をする事も多いのではないでしょうか。最近のコンビニは品揃えが良いので、上手に選んで賢く栄養補給をしましょう!

練習前はすぐにエネルギーに変わる糖質を選ぶ

練習前ならすぐにエネルギーに変わる糖質(炭水化物)を中心に選びましょう。沢山食べすぎたり脂質を多く摂ってしまったりすると、運動中に具合が悪くなったり、エネルギーを消化吸収に使ってしまい、最大限のパフォーマンスを出すことが難しくなるので要注意です。

練習後は糖質とたんぱく質を選ぼう

練習後の間食は筋肉の材料になるたんぱく質と糖質を選びましょう。前回お話しした「超回復」のため、できれば練習後1時間以内、遅くても2時間以内には食べることで筋肉UPが期待できますよ。

それでは、コンビニで買える手軽に食べられる間食はどんなものがあるでしょうか。

糖質補給には…

おにぎり、サンドイッチ、肉まん(ピザまん、あんまんも!)、果汁100%ジュース、バナナなど

たんぱく質補給には…

サラダチキン、チーズ、牛乳、ヨーグルト飲料、カニカマ、ゆで卵などがおすすめです。

美味しいけれどスナック菓子や甘い菓子パン、ホットコーナーの揚げ物などは練習前後の間食としてはおすすめできません。甘いものが食べたい時は和菓子はお菓子の中でも脂質が少なくあんこやカステラは消化もいいのでおすすめです。チョコ味のプロテインバーを選ぶのも良いと思います。

また、どれを買おうか迷った時は商品パッケージの裏面にある栄養成分表示を見て、たんぱく質が多い方または脂質の少ない方を選ぶと、好きな物を選びつつ栄養のバランスも良くなりますよ。

今回のレシピは沖縄県の郷土料理の炊き込みご飯をご紹介したいと思います。豚肉、野菜、ひじきも入って栄養満点。冷めても美味しいのでおにぎりにもおすすめです♪


栄養満点!沖縄風炊き込みご飯

ジューシー

調理時間 55分

材料費 109円/人

難易度 

アレルゲン 豚肉

材料(5人分)
豚バラ肉(塊や薄切り肉)200g
しめじ1/3房
人参1/4本
乾燥ひじき5g
醤油大匙3
みりん大匙3
砂糖大匙1
だしパック1袋

手順

乾燥ひじきは水につけて戻しておく

豚バラ肉は2cm大に、しめじと人参は1cm大に切る

炊飯器に研いだお米3合と調味料を入れ、3合の目盛りまで水を入れる。水気を切ったひじき、②、だしパックも入れ、軽く混ぜて炊飯する

炊き上がったらだしパックを取り出し軽く混ぜお皿に盛り、お好みで青ねぎを乗せる
コメント

ご家庭でも作りやすいように少し材料をアレンジしていますが、出汁と豚肉の美味さが凝縮され奥深い味わいです。豚肉はどちらを使っても美味しいですが、食感を楽しみたい時はブロック肉を、手軽に作りたい時は薄切り肉を使ってみてはいかがでしょうか。

ひじきは栄養豊富
ひじきはカルシウム、食物繊維、β-カロテン、マグネシウムが豊富に含まれています。他の海藻も栄養豊富ですが、ひじきは一度に沢山食べやすいのでおすすめです。最近はスーパーで戻さずに使えるひじきも売っているので、ぜひ活用してみて下さい。

β-カロテンの吸収率UP
豚バラ肉と一緒に炊き込むので、お肉の油の効果でβ-カロテンの吸収率がぐんと上がります!

きのことひじきは相性バッチリ!
きのこに含まれるビタミンDはカルシウムの吸収を助けてくれるので、ひじきのカルシウムを効率よく摂取することができますよ。

※健康な人を対象にした栄養アドバイスです。病気・高齢者・食事を取りづらいなど特別な配慮が必要な人は専門家にご相談ください。

※食事をされる際は当事者の自己責任において調理していただくことを基本とし、本レシピを利用してなされた一切の行為およびその結果についてFor Growthは一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。

カルシウムで判断力を高めよう!

FG栄養コラム 9

カルシウムは骨を強くするだけじゃない!?

以前、「瞬発力を高める栄養素」のコラムでカルシウムが出てきましたが、もう少し詳しくカルシウムの話をしたいと思います。

イライラ防止、集中力判断力UP

カルシウムは筋肉の収縮の他にも骨や歯の材料として使われたり、イライラする気持ちを穏やかにする作用がありますが、汗と一緒に体の外に流れ出てしまうため、体内で不足しやすい栄養素でもあります。体の中でカルシウムが不足すると、足がつる他、イライラしたり、集中力や判断力が鈍くなり試合中にうっかりミスをしてしまうかもしれません。カルシウムをしっかり摂って、試合の最後まで続く集中力判断力を身につけましょう!

カルシウムを多く含む食品

《乳製品》

牛乳、チーズ、ヨーグルト

《魚介類》

しらす干し、干しエビ、ちりめんじゃこ、いわし丸干し

《豆類》

豆腐、豆乳、厚揚げ、納豆

《海藻類》

ひじき、わかめ、もずく、のり、とろろ昆布

《野菜》

小松菜、ちんげん菜、切り干し大根、モロヘイヤ

カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンD

たくさん摂取したいカルシウムですが体内の吸収率が低く、乳製品が約50%、魚介類で約30%、野菜類は約20%となっています。そこでカルシウムの吸収を助ける働きのあるビタミンDを一緒に摂ることで吸収率をあげることができます。ビタミンDは魚介類やきのこ類に多く含まれていますが、人は日光(紫外線)を浴びるだけで皮膚の中で合成することができるんです!驚きですよね。しかし冬は紫外線量が少なくなるので意識して食品から摂るように心がけましょう。きのこは人と同じように日光に当てるとビタミンD量が増えるので、2時間ほど天日干ししてから使ってみるといいですよ。

今回はチーズを使ったおにぎりのご紹介です。シンプルな味付けながらパクパクと手が止まらなくなる美味しさです。ぜひ作ってみて下さい♪


カルシウムで判断力を高めよう!

チーズおかかおにぎり

調理時間 10分

材料費 81円/人

難易度 

アレルゲン 

材料(2人分)
ご飯350g(1合分)
ベビーチーズ3個
かつお節(小袋)2袋
醤油大匙1

手順

ベビーチーズはサイコロ状になるように12等分に切る

ボールに全ての材料を入れ混ぜる(ボールにラップを敷くと片付けが簡単です)

好みの形に握って完成
コメント

お好みでごまや鮭、枝豆、塩昆布などを加えると更に栄養価がUPし美味しくなりますよ♪

必須アミノ酸が全て含まれているかつお節
かつお節には必須アミノ酸が全て含まれていて、筋肉量を増やしたり運動後の疲労を軽減する効果があります。

カルシウムが骨になるのを助けるビタミンK
ビタミンKはカルシウムが骨に沈着するのを助ける働きがあります。豆類・海藻類に多く含まれているので一緒に食べると更に効果的です!

いつもの食事にプラスするだけで簡単にカルシウムUP
間食としてチーズやヨーグルトを食べたり、汁物には海藻をプラスしたりすることで簡単にカルシウムを増やすことができます。骨ごと食べられるさば缶や小魚の入ったふりかけもおすすめですよ。

※健康な人を対象にした栄養アドバイスです。病気・高齢者・食事を取りづらいなど特別な配慮が必要な人は専門家にご相談ください。

※食事をされる際は当事者の自己責任において調理していただくことを基本とし、本レシピを利用してなされた一切の行為およびその結果についてFor Growthは一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。

運動のあとはすぐに栄養補給して筋肉UP!

FG栄養コラム 7

運動によって筋肉は傷ついて修復する時に太く大きくなる!?

筋肉が大きくなるメカニズム

「超回復」というワードを聞いたことはありますか?超回復とは、練習や試合で使った筋肉が傷つき、修復する時に元に戻るのではなく以前より強く太くなる現象のことです。

筋肉は筋繊維(きんせんい)という糸のように細長い繊維が束になり、その束が集まって筋肉を構成しています(綱引きの綱やロープを思い浮かべるとイメージしやすいかもしれません)。筋繊維の数が増える事はあまりないと言われていて、筋肉を増やす=1本1本の筋繊維を太くすることで筋肉が強く大きくなります。

運動後は1時間以内に筋肉の材料を摂取しよう!

この超回復は、運動後1時間以内に筋肉を作る材料となるたんぱく質と糖質を摂取することで、効率よく筋肉の回復を促し強く大きくすることに繋がります。手軽に食べられるサンドイッチやお肉やお魚が入ったおにぎりがオススメですが、運動後すぐには食べられないという人には、プロテインの入ったゼリーやオレンジジュースなども良いと思います。

また筋肉の修復は寝ている間にも行われています。運動後すぐの栄養補給に加えて、夜にしっかり睡眠を取ることで更なる筋肉UPを目指しましょう!

今回は超回復に必要なたんぱく質と糖質が揃ったレシピを紹介したいと思います。筋力UPだけでなく豚肉とキムチのWパワーで疲労回復も期待できますよ♪


運動のあとはすぐに栄養補給して筋肉UP!

豚キムチごはん

調理時間 50分

材料費 121円/人

難易度 

アレルゲン 豚肉・ごま

※キムチによってはえびやりんごを使用しているものがあるため商品パッケージをご確認下さい

材料(3人分)
お米2合
豚肉120g
キムチ130g
醤油小匙1
ごま油小匙1

手順

豚肉とキムチは一口大に切る(ハサミを使いました)

炊飯器に研いだお米、醤油、ごま油を入れる

2合の目盛りまで水を入れ、豚肉とキムチも入れる。軽く混ぜ、炊飯器のスイッチを入れる

出来上がったら軽く混ぜ、お茶碗に盛りお好みで青ネギやキムチを乗せて完成♪
コメント

豚キムチチャーハンの炊き込みバージョンです。手軽に作れて冷凍もOK♪濃いめの味がお好きな方は焼肉のタレを足しても美味しいですよ。

ビタミンB1で疲労回復を!
豚肉とキムチにはビタミンB1、B2、B6が豊富に含まれています。B1は疲労回復に効果があり、運動後の疲れや乳酸などの疲労物質が溜まっている時に摂りたいビタミンです。また食欲や集中力が出ない時にもオススメですよ!

ビタミンB2で成長促進!
発育のビタミンとも呼ばれ、成長促進だけでなく皮膚や粘膜を保護する役割があります。また抗ストレスにも効果があり、試合前など積極的に摂りたいビタミンの一つですね。

キムチの乳酸菌パワーで免疫力UP!
キムチの乳酸菌は胃酸に強く生きたまま腸に届きやすい特徴がありますが、熱に弱く加熱するとその効果が半減してしまいます。一緒に炊き込むことで美味しさがアップするので今回は加熱調理しましたが、熱を加えずそのまま食べることで乳酸菌を効率的に摂取することできます。

※健康な人を対象にした栄養アドバイスです。病気・高齢者・食事を取りづらいなど特別な配慮が必要な人は専門家にご相談ください。

※食事をされる際は当事者の自己責任において調理していただくことを基本とし、本レシピを利用してなされた一切の行為およびその結果についてFor Growthは一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。

個人練習メニュー No.8〈ストレッチ〉

上半身のストレッチ

脇腹のストレッチ/捻り

  1. 頭の上に両手で棒を持つ
  2. 棒を持ったまま頭をずらさず真横に身体をねじる

脇腹のストレッチ/横倒し

  1. 頭の上に両手で棒を持つ
  2. 棒を持ったまま頭をずらさず真横に身体を倒し脇腹を伸ばす

肩甲骨寄せ

  1. 頭の上で両手を合わせる
  2. 肩甲骨を寄せながら掌を外側に向けえる
  3. 身体が反らないように背中で肘を合わせるように寄せる

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個人練習メニュー No.8〈トレーニング〉

下半身の安定を狙ったトレーニング

腹筋/膝タッチクロス

  1. 膝を曲げ仰向けの状態になる
  2. 両手を交差し腿のつけ根に置く
  3. そのまま腿の上を両手が滑っていくように膝の上を触る
  4. 呼吸を止めずに行う

スクワットジャンプ

  1. 両足を開いた状態からジャンプする
  2. 着地したときにスクワットをする
  3. スクワットが出来たらそのままジャンプする
  4. リズムよく行う
  5. 膝はつま先より前に出ず猫背にならない

フロントランジ/捻り

  1. 中心がぶれない
  2. 真下に体重を落とす
  3. 股関節に入れて捻る
  4. 膝はつま先より前に出ず猫背にならない

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個人練習メニュー No.8〈ピッチング〉

軸足にためた力が逃げないようにする練習

乗せ/セットポジション

  1. 体の中心がぶれないように足を真っ直ぐ上げる
  2. 足を上げる際に後ろ(背中側)に体重を乗せない

乗せ/ワインドアップ

  1. 体の中心がぶれないように足を真っ直ぐ上げる
  2. 足を上げる際に後ろ(背中側)に体重を乗せない

乗せ/前足ボール着地

  1. 前足を上げた時は体は反らない
  2. 軸足のつま先、膝、股関節を一直線にする
  3. 前足の裏全体でボールを転がす時は足が先に前に行く
  4. 着地する前足は開かない

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個人練習メニュー No.8〈バッティング〉

中心がぶれないようにする練習

ワレ/寄せ・棒

  1. 中心がぶれない
  2. 軸足を内側に寄せる
  3. 前の肩は中に入れ過ぎない
  4. 棒は動かさず肘を入れる

乗せ/ワレ・後ジャンプ

  1. 着地したときはひざが前に入らない
  2. お腹が丸まらないようにする
  3. バットの位置は着地しても変わらないようにする
  4. 着地したときの地面の力を借りてバットを振る

ワレ/パカパカ

  1. 股関節を引いた状態で構える
  2. 軸足のつま先、膝、つけ根は一直線にそろえる
  3. 身体が開かないように前足をパカパカ開いて閉じる
  4. 前足を先に前に出してから着地してスイングする

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