脂質 ③

前回は脂肪酸の特徴とそれが含まれる食品についてお話ししました。
今回は脂肪を使った油についてお話しします。

料理に使う油には、動物性脂肪と植物油の2種類が存在します。
主に動物性脂肪は動物の体内に含まれているもので、植物油は植物に含まれるものという特徴をもっています。

よく口にる食品にはこの動物性脂肪が多く存在していますが、動物性脂肪は摂りすぎると健康へ悪影響を与える原因にもなります。
動物の中でも動物性脂肪の量には違いがあり、牛や豚には多く含まれている反面、鶏などは少なめです。

●動物性脂肪を多く含む食品
牛肉、豚肉、鶏肉、バター、ラード、牛乳、チーズ、アイスクリームなど

●植物油を多く含む食品
ごま油、菜種油、大豆油、マーガリンなど

脂質 ②

前回は脂質の種類と特徴についてお話ししました。
今回は脂質を分けてお話しします。

食事での脂質、あるいは私たちが蓄えている脂質は分解すると脂肪酸とグリセリンになります。
中でも重要なものが脂肪酸です。

脂肪酸は大きく飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分かれます。
冷蔵庫に入れたときに油が固まってしまう食品(脂身の多い肉やチーズなど)を飽和脂肪酸、固まらない食品(魚介類や豆腐など)を不飽和脂肪酸に分類することができます。

●飽和脂肪酸の食品
脂身の多い肉、ベーコン、ソーセージ、チーズ、バター、ポテトチップス、チョコレート、クッキー、ドーナツなど

●不飽和脂肪酸の食品
ごま油、菜種油、大豆油、豆腐、味噌、油揚げ、魚介類、魚の卵(魚卵)など

脂質 ①

今回は脂質について3つ説明したいと思います。

脂質はたんぱく質や糖質と同じで身体を作るうえで重要な成分です。
脂質は大きく分類すると、単純脂質、複合脂質、誘導脂質に分けることができ、それぞれが様々な特徴を担っています。

●単純脂質
アルコールと脂肪酸からなるもの
・中性脂肪:エネルギーの貯蔵(ちょぞう)や組織を保護する
・ろう:食品中の脂肪の大部分を占める

●複合脂質
分子中にリン酸や糖などを含むもの
・リン脂質:細胞膜(さいぼうまく)を構成し、物質の透過(とうか)を調節する
・糖脂質:脳や神経組織に広く分布(ぶんぷ)している

●誘導脂質
単純脂質や複合脂質から加水分解(かすいぶんかい)によって誘導されたもの
・コレステロール:細胞膜、ホルモンなどの構成成分として、体内に広く分布している

運動神経 ④

今回は前回の3つの動作が養える遊びを紹介します。

  1. 鬼ごっこ

シンプルな鬼ごっこでもバランスや動作の要素が入っていますが、色鬼やドロケイなどルールを変更して行う事でより効果を高めます。

  1. ボール遊び

ボールが1つあるだけでもバリエーションは豊富かつ手っ取り早く3つの要素が確保できます。

ドッジボールでもボールを変えてみたり、キックベースで野球とサッカーを混ぜてみたりなど楽しく効果を得られます。

  1. 縄跳び

学校でも必ずやる縄跳びは縄を回しながら跳び身体は上で手は下で縄を回す。

さらに回してる縄より高く跳ぶ。身体と思考が合わないと長く跳び続ける事は困難です。
苦手であればまずはその場で跳ぶだけにするなど動きをシンプルにしてから行ってみましょう。

以上になります。
今やっているスポーツ以外の動きやルールで行い運動するだけでも効果を発揮します。
様々なスポーツを通じ運動神経を高めていきましょう。

運動神経 ③

今回は運動神経の種類について紹介します。
前回紹介したコーディネーショントレーニングで養いたい動作として3つ上げたいと思います。

  1. バランス系動作

体をコントロールしバランスをとったりする
例 立つ、回る、止まる、乗る

  1. 移動系動作

体の重心を移動させる
例 歩く、登る、くぐる、またぐ

  1. 操作系動作

手足や道具を操作する
例 打つ、投げる、蹴る、押し引く

以上に分かれます。
次回は3つの動作が養える遊びを紹介します。

疲労を回復させてくれる飲み物 ③

今回も引き続き夏場の疲労を回復させてくれる飲み物について紹介します。

●豆乳

牛乳と同様にタンパク質が補給できる飲み物で、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1(エネルギーに変えてくれる)を補給したいときには大豆が原料の豆乳を選ぶと効果がより高まります。

●甘酒

甘酒は発酵する時に作られるビタミンやアミノ酸が豊富で米ぬかのでんぷんが糖糖に変わった甘さは吸収が良いエネルギー源として疲労回復にとても効果的です。

ただし飲む時はなるべく砂糖が少ないとされていないものを選ぶ方が糖質の摂りすぎを避けれます。

以上となります。
それぞれ好みがあると思うので是非家で試してみて下さい!

疲労を回復させてくれる飲み物 ②

今回も引き続き夏場の疲労を回復させてくれる飲み物について紹介します。

●トマトジュース

トマトにはリコピンと呼ばれる強い抗酸化作用を持つ栄養素があり、紫外線の影響や身体の内外からのダメージを防ぎ身体を疲労から守る働きがあります。

運動前や運動中のトマトジュース摂取によって運動後の疲労が軽減される効果もあり、トマトにはビタミンCも含まれています。

●牛乳

カルシウム、鉄、たんぱく質など、牛乳には多くの栄養素が入っていてバランスの良い飲み物となっています。

カルシウムの消化吸収を助ける乳糖なども含まれ、乳脂肪分には胃粘膜を保護する役割があり、胃の働きを助ける役割があります。

次回も引き続き疲労回復に役立つ飲み物を紹介します。

疲労を回復させてくれる飲み物 ①

今回は夏場の疲労を回復させてくれる飲み物について紹介します。 

●オレンジジュース

クエン酸やビタミンCが手軽に補給できます。疲労回復のためには果汁100%の物が好ましいです。

また、トレーニングや運動後に失いやすいカルシウムや鉄を補給する際にもビタミンCは必要な栄養素になっています。

●緑茶

緑茶には神経系の疲労回復だけでなく代謝をスムーズにする効果があり、運動後に飲むと副交感神経を働かせ疲労感や注意力が高まります。

次回も引き続き疲労回復に役立つ飲み物を紹介します。

運動神経 ②

前回は運動神経についてお話ししましたが、その中にあった運動神経を鍛える為のコーディネーショントレーニングについて今回は説明します。

まず、コーディネーショントレーニングで鍛える能力が大きく分け7つあります。
この7つを野球に置き換え例で例えると

  1. リズム感
    バウンド・ピッチャーに合わせられない
  2. バランス
    体重を乗せる時・動作の終わった後
  3. 変換
    プレーの判断・ 切り替え
  4. 反応
    打球判断・早いボールへの対応
  5. 連結
    しなやかな動き・無駄がない動き
  6. 定位
    距離感・送球の位置
  7. 識別
    バットの使い方・ボールを離す位置

に置き変える事が可能です。

野球をしながらも養う事が出来ますが、トレーニングというよりも簡単な遊びの中で自然と感覚的に掴めるように取り組むと、楽しくリラックスして鍛える事ができ効果を期待できます。

運動神経 ①

スポーツをする上で運動神経の良し悪しはとても重要です。
そこで今回は運動神経について説明していこうと思います。

運動神経とは、身体や内臓を動かすために筋肉に脳が命令する為の神経のまとめた名前です。

この運動神経でよく言われるのは運動神経が良い子は才能だ!
このような事を良く聞きますが、実は才能と言うよりもその人がどれだけ沢山運動の経験して決まる要素が多いです。

脳が身体の使い方を覚え、それを繰り返し体現できるようになるもので、単に運動神経が良くない人は運動をする!という事が一番の運動神経が良くなる方法です。

この運動神経を鍛える為に行うトレーニングの事をコーディネーショントレーニングと言います。