成分がどのように効果があるのかを簡単に紹介

① エネルギー 〇〇Kcal
エネルギーとは、炭水化物・脂質・たんぱく質の3つからなることから「三大栄養素(さんだいえいようそ)」と言い、身体を動かす際に必要なものになります。

一般的な生活を送るうえで、車のガソリンに例えるとわかりやすく、走行(運動)をした分ガソリン(栄養)は減るので足さなければなりません。継ぎ足さないで走り続ければ動かなくなります。

また既定の(自分に必要な)量を越せばあふれてしまい蓄積(ちくせき)されてしまいます。なのでカロリーの量を気にすることが重要とされている理由の1つにあります。

*ゼロカロリー製品などが出ていますが、カロリーをゼロにするために身体に害を及ぼす成分が多く含まれているので注意しましょう。

次回は、タンパク質について紹介します。

成分表の簡単な見方

成分表とは、ペットボトルやお菓子、コンビニなどで買う食べ物の袋や箱に書いてある栄養成分表示をいいます。

成分表には、〇gや何個あたりの成分と表記され、その食べ物・飲み物にはこれくらいの栄養がこれだけ入っていますよ!と説明してくれています。

この成分表を理解することで、トレーニング時やダイエットに効果的なものや、試合前後など効率よく自分で食事を選び、食べることが可能になるので覚えておきましょう!

主にどんなことが記載されているかというと
① エネルギー 〇〇kcal
② タンパク質 〇〇g
③ 脂質 〇〇g
④ 炭水化物 〇〇g
⑤ 食塩相当量 〇,〇g

この表記されている成分がどのような効果を生むのかを理解することで、食事の質が変わっていきます!

次回は、各成分がどのように効果があるのかを紹介します。

バランスの良いメニュー

主食・主菜・副菜を意識したメニューをとることによって、身体の調子を整えるとともに、免疫力を高めて風邪の引きにくい身体を作っていきましょう。

例:メインが唐揚げの場合
主食:ご飯
主菜:唐揚げ
副菜:野菜の入った味噌汁、食物繊維が多くとれるサラダ

例:忙しい朝の朝食
主食兼主菜:おにぎり(具に鮭などの魚類)
副菜:漬物、野菜スープ

主食・主菜・副菜について

① 主食
米・パン・麺類など、主に炭水化物によるエネルギーの源

② 主菜
魚・肉・大豆製品・卵など、たんぱく質や脂質の源で食事の中心となるおかず

③ 副菜
野菜をメインにした料理でビタミン・ミネラル・食物繊維の源

家庭での食事はもちろんのこと、外食などでも意識して食事をとることが重要です。

次回はバランスの良いメニューを紹介します。

食事におけるバランスの重要性について

食事をとる際、基本的に推奨されているのは1日三食、朝・昼・夜、摂取することが基本とされています。

その中の食事で重要とされているのが、バランスのとれた食事になります。そのバランスとは何かをはじめに紹介したいと思います。

一般的に日本で言われるのは、主食・主菜・副菜を一回の食事でとり、1汁3菜の中でとると良いとされています。

次回は、主食・主菜・副菜について詳しく紹介します。

疲労回復について ③

前回は疲労回復の為に必要な栄養素として、カロテン(ビタミンA)が必要になり、特に人参にはその養分が特に含まれている事を紹介しました。

今回はその人参を使った疲労回復に効果があるとされる料理を紹介します。

カロテンは糖質のように取り過ぎても身体に負担はかからないものなので、たくさんとると良いです。

・明太子と人参のきんぴら(皮ごと入れると栄養価がアップします)
・野菜炒め
・人参の胡麻和え
・人参とインゲンの肉巻き
・人参とほうれん草のおひたし(ほうれん草もカロテンが豊富です)

疲労回復について ②

前回、疲労回復を促進する食品・ビタミンB1が含まれる食品として紹介した食品は、豚肉、うなぎ、豆腐、ねぎ、にんにく、みかんなどの柑橘系の果物、
お酢、梅干し、にんじん・トマトなどの緑黄色野菜などになると紹介しました。

今回はその中で緑黄色野菜についてお話します。
緑黄色野菜とは、食べられる部分は100g当たりカロテン(ビタミンA)含量が600µg(マイクログラム)以上と決まっています。

その緑黄色野菜の中でもにんじんは、他の緑黄色野菜と比較してもβカロテンの量がとても多く、体をさびつかせにくくする事に優れた野菜になります。

βカロテンは体内でビタミンAに変換して、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、視力の維持や、がんの予防、免疫力の強化、健康を保つために重要な働きをする栄養素になります。

疲労回復について ①

疲労回復と翌日に疲れを溜め過ぎないような生活を心がけましょう。

たんぱく質・脂質・炭水化物をエネルギー源に変えるのに必要な、代謝を助けてくれる物質は、特にビタミンB1がオススメです。

主に糖質からのエネルギーの生成や、脳や神経の正常な働きに関与しています。糖質をエネルギーに変える「代謝」をしてくれるので、疲労回復に大いに期待できるビタミンになります。

● 疲労回復を促進する食品・ビタミンB1が含まれる食品
豚肉、うなぎ、豆腐、ねぎ、にんにく、みかんなどの柑橘系の果物、
お酢、梅干し、にんじん・トマトなどの緑黄色野菜など

疲労回復の効果が期待できる飲み物の詳しい効果について ②

今回はご紹介した飲み物の詳しい効果について、前回に引き続きお話します。

  1. 豆乳
    基本は牛乳と効果は同じですがビタミンB1(栄養を力に変えてくれる栄養素)をとりたい場合は、大豆に多く含まれるので豆乳を選ぶと効率が良いです。
  2. 緑茶
    緑茶には神経系の疲労回復や代謝を良くする効果があり、疲労感や注意力改善に効果があるとされています。さらにカテキンと呼ばれる成分も取れ、風邪の予防に効果があります。
  3. はちみつレモン
    疲労回復にはこれ!と長く広く知れているはちみつレモン。はちみつにはビタミンとミネラルが多く含まれ、レモンにはビタミンCが豊富にとれます。炭酸水やお湯などで割って飲むと飲みやすくなります。

疲労回復の効果が期待できる飲み物の詳しい効果について ①

  1. オレンジジュース
    疲労回復に効果があるといわれている代表的な栄養成分のクエン酸・ビタミンCが多く含まれています。果汁100%のオレンジジュースが一番疲労回復に効果があります。
  2. トマトジュース
    オレンジジュース同様ビタミンCが含まれていますが、トマトジュースはリコピンと呼ばれる栄養を摂取することができます。リコピンには紫外線から受ける影響や身体の内外で、疲れにくくしてくれる栄養です。
  3. 牛乳
    牛乳にはカルシュウムはもちろん、鉄分やたんぱく質など体のもととなる栄養が入っています。また、胃に粘膜を張ってくれるおかげで、胃を保護して働きを助けてくれます。