汗をよくかく暑い季節は水分補給をしっかりと行い、血液をサラサラにしてくれる食べ物も積極的に食べることで血流・血行が良くなります。必要な栄養素や酸素が血液と一緒に体のすみずみまで送られると持久力が増加したり、疲労感を軽減したりすることができるのでおすすめですよ。今回は血液サラサラ効果のある食材をたくさん使った魚の南蛮漬けをご紹介します。
FGレシピはいつも冷蔵庫にある食材を使って手軽に料理を楽しめるように工夫しています。
体のすみずみまで栄養素を届け持久力アップ!
魚の南蛮漬け
調理時間 15分
材料費 190円/人
難易度 中
アレルゲン 大豆
| 4切れ |
| 1/4個 |
| 1/3本 |
| 100cc |
| 大匙1 |
| 小匙2 |
| 大匙2 |
| 少々 |
| 適量 |
| 適量 |
| 手順 | ||
| ① 深さのある大皿やバットに★の調味料を合わせる | ![]() | |
| ② 玉ねぎは薄くスライス、人参も細い千切りにして、①に入れる | ![]() | |
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③ 鮭の切り身を4等分し、片栗粉をまぶす | ![]() | |
| ④ 鮭を揚げ焼きにする | ![]() | |
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⑤ | 油を切り、熱いうちに野菜の上に並べ、少ししたら味が染みるように上下を逆さにする ![]() |
コメント
出来立てもおいしいですが、一晩冷蔵庫に入れて味を馴染ませて食べることもおすすめです。今回はカミカミメニューとして、鮭の余熱だけで野菜に火を入れていますが、生の野菜や酸味が苦手な方は、切った野菜と合わせ調味料を耐熱容器に入れて電子レンジで火を通すと食べやすくなりますよ。
魚と玉ねぎの組み合わせで効果アップ!
魚に多く含まれるEPAやDHAは血液サラサラ効果のほかに、脳の活性化や神経伝達をスムーズにする働きがあるため、持久力だけでなく判断力や瞬発力、集中力アップに期待できます。また、玉ねぎと一緒に摂取することで血液サラサラ効果をさらに高めることができます。
※健康な人を対象にした栄養アドバイスです。病気・高齢者・食事を取りづらいなど特別な配慮が必要な人は専門家にご相談ください。
※食事をされる際は当事者の自己責任において調理していただくことを基本とし、本レシピを利用してなされた一切の行為およびその結果についてFor Growthは一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。
FG栄養コラム 25
よく噛んで食べよう!
一口食べるごとに何回噛んでいますか?
一見スポーツ栄養とは関係なさそうですが、かむこと=咀嚼(そしゃく)はとても重要です。なぜなら食べた栄養素は胃や腸でさらに小さく分解(=消化)され、体の中に吸収されます。この食べ物を小さくする工程で、唯一自分の意思で行うことのできるのが『噛む』ことなのです。
よく噛んで胃腸の働きを助けてあげよう!
みなさんはゆっくり食事をする時間がないからと早食いしてしまっていないでしょうか。急いで食べると噛む回数は減りますし、テレビやスマホを見ながら食事をすると噛むことへの意識が薄れてしまいます。十分に咀嚼されず食べ物が大きな塊のまま体内に入ると、胃や腸で時間をかけて消化するため負担がかかったり、消化しきれず消化不良を起こしお腹が痛くなったりすることもあります。体内のエネルギーが消化に使われてしまうので、試合やトレーニングに使うはずだったエネルギーも減ってしまうかもしれません。よく噛むことで唾液が分泌され消化が促されるだけでなく、唾液の分泌を合図に消化管が動き出し消化・吸収がスムーズに行われます。
噛むことで血の巡りがよくなり集中力もアップ!
良く噛んで顎や顔の筋肉を動かすことで血流が良くなったり、酸素や栄養素をより多く運んだりすることで脳の働きが活発になります。また咀嚼には集中力向上やリラックス効果もあると言われていて、スポーツ選手が試合中にガムを噛んでいる姿を見たことがある人も多いのではないでしょうか。よく噛むようにするだけでエネルギーを効率よく使うことができ、判断力や集中力もアップするなんてすごいと思いませんか?
今日から一口30回を目標に『噛むこと』を意識してみましょう!





