缶を丸ごと使用するので、さばの栄養だけでなく骨のカルシウムも含まれ栄養価たっぷり!ぜひお試しください。今回のレシピは、さば味噌煮缶を使ったふりかけをご紹介します。
FGレシピは、いつも冷蔵庫にある食材を使って手軽に料理が楽しめるように工夫しています。

お魚パワーで疲れにくい体を手に入れよう!

さば缶で手作りふりかけ

調理時間 15分

材料費 260円/人

難易度 

アレルゲン さば、ごま

材料(4人分)
さば味噌煮缶1缶
小松菜1/2袋
ごま大匙1
生姜すりおろし小匙1
小匙2
味噌小匙2
みりん小匙1

手順

小松菜は茎を小口切り、葉も細かく切る

フフライパンに油をしいて、小松菜をしんなりするまで炒める。一度お皿に取り出す

同じフライパンに生姜とサバ味噌缶を汁ごと入れ、汁気がなくなるまでほぐしながら混ぜ、小松菜とごまも入れる

さっと混ぜて完成

今回はおにぎりの具材にしました!
コメント

炒め方でソフトふりかけ風にもパラパラのふりかけにもなるのでお好みで加減してみて下さい。小松菜の水気が出てくるので日持ちはあまりしませんが、ご飯に乗せても、おにぎりの具にもオススメです。今回はさば味噌煮缶を使用しましたが、水煮とめんつゆで醤油味にしても美味しいですよ。

※健康な人を対象にした栄養アドバイスです。病気・高齢者・食事を取りづらいなど特別な配慮が必要な人は専門家にご相談ください。

※食事をされる際は当事者の自己責任において調理していただくことを基本とし、本レシピを利用してなされた一切の行為およびその結果についてFor Growthは一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。


FG栄養コラム 18

魚を食べよう!

みなさんはお魚、好きですか?

お寿司は好きだけど焼き魚は骨を取るのが面倒だったり、お肉に比べてお魚の切り身は値段が高かったりと様々な理由であまりお魚を食べないご家庭もあるかもしれません。しかし魚にだけしか含まれていない栄養素など、ジュニアアスリートにとって必要な栄養素が多く、積極的に食べてほしい食材の一つなのです。

体に良い脂肪と悪い脂肪

脂肪の主な成分は脂肪酸といい、飽和脂肪酸(動物が原料)と不飽和脂肪酸(植物や魚が原料)の2種類あります。飽和脂肪酸は体内で合成でき、エネルギー源として使われやすいことがメリットですが、取りすぎると将来病気にかかりやすくなるリスクがあります。不飽和脂肪酸は体内で合成できないため食品から摂る必要がありますが、脳の活性化や血液の循環をよくする効果があります。体に良い脂肪ならぜひ摂りたいですよね。魚に含まれるDHAとEPA、サラダ油やオリーブオイルなどに含まれるオレイン酸・α-リノレン酸などが不飽和脂肪酸の仲間です。

魚に含まれているDHAとEPA

血液の循環を良くし酸素や栄養を体のすみずみまで運んでくれるので、運動時の心臓への負担も軽くなり、疲労を感じにくくなることで持久力アップに繋がります。更に体脂肪は増えにくく、体のキレがよくなるなど、ジュニアアスリートとして嬉しい効果がたくさん期待できますよ。

食卓に並ぶ機会を増やす

魚の缶詰や練り製品、かつお節などの加工品を料理に取り入れて、魚を食べる機会を増やしていきましょう。最近では骨なしの魚も売っていたり、魚用のアルミホイルを使用してフライパンで焼くと片付けの手間が省けるのでオススメです。また魚のにおいが苦手な人はトマトや牛乳、チーズなどと一緒に調理することで独特のにおいが消え食べやすくなりますよ。

魚を食べる機会を増やして、野球に適した疲れにくい体を手に入れましょう!