ひじきは体に良いけれど煮物は苦手で…という方にぜひ試してもらいたい一品です。今回は鶏肉を大きく切ってメインのおかずとして作ってみましたが、鶏肉をもう少し小さく切って副菜としてもオススメです。今回ご紹介するレシピは、鶏肉とひじきのカレー炒めです。
FGレシピは、いつも冷蔵庫にある食材を使って手軽に料理が楽しめるように工夫しています。

ミネラル補給で疲れない体作りを!

鶏肉とひじきのカレー炒め

調理時間 20分

材料費 118円/人

難易度 

アレルゲン 鶏肉

材料(4人分)
鶏もも肉280g
ひじき7g
玉ねぎ1玉
人参1/2本
枝豆お好みで
大匙1
醤油大匙1/2
砂糖大匙1杯弱
カレー粉小匙1/2

手順

ひじきを水で戻す

鶏もも肉は一口大、玉ねぎ・人参は千切りにする

フライパンに油をしいて、鶏もも肉を炒める

フ鶏肉の色が変わったら玉ねぎと人参も加える

野菜が少ししんなりしたらひじきも入れて更に炒める

調味料を入れてさっと炒めて完成
コメント

ひじきの旬は2月〜5月で、生のひじきもスーパーで見かけるようになります。カレー味との相性も良く、ひじきにお肉の旨みが吸収され箸が進む味付けです。メインにも副菜にもおすすめなのでぜひ一度お試しください。

ビタミンとミネラルが豊富なひじき
足がつるのを予防してくれるマグネシウムとカリウムのほか、鉄、カルシウム、食物繊維が豊富に含まれています。ひじきはビタミンBの含有量も多いので鶏肉と一緒に食べることで疲労回復効果もありますよ。

※健康な人を対象にした栄養アドバイスです。病気・高齢者・食事を取りづらいなど特別な配慮が必要な人は専門家にご相談ください。

※食事をされる際は当事者の自己責任において調理していただくことを基本とし、本レシピを利用してなされた一切の行為およびその結果についてFor Growthは一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。


FG栄養コラム 17

たんぱく質の必要量を計算してみよう!

前回のコラムで1日に必要なエネルギー量と炭水化物の目安量の計算方法を知ることができました。今回は更にたんぱく質の必要量について計算したいと思います。

たんぱく質の1日の摂取量は体重1kgあたり2gを目安に

計算式を用いれば正確に必要量を算出することもできますが、計算式や目安エネルギー量を全て覚えるのは大変ですよね。ジュニアアスリートのたんぱく質は、体重1kgあたり約2 g 必要と言われています。体重が45 kg の場合、たんぱく質は1日に90g必要で、1食あたりの目安量は30 gとなります。それでは普段よく食べる食材のたんぱく質含有量はどのくらいになるでしょうか。

食品に含まれるたんぱく質量一例

お肉(80 gあたり)=15 〜 20 g
お魚切り身1切れ = 17 g位
たまご1個 = 6 g
納豆1パック = 6.6 g
豆腐1/4丁 = 5 g
牛乳コップ1杯 = 5 g
ヨーグルト1個 = 4 〜 12 g(詳しくは栄養成分表示で確認)

大体で良いので自分にはどのくらいのたんぱく質が必要で、どのくらい摂取しているかイメージできたでしょうか?

栄養摂取の目標を一つ立ててみよう!

1日に必要なエネルギー量とたんぱく質の目安量が分かりましたが、これらを毎日達成することはとても大変だと思います。まずは今の自分の栄養状態を知り、改善する所がないか考えてみましょう。練習前後に補食をすることや朝食を毎日食べること、たんぱく質量を増やすことなど、何でも良いので目標を1つ立てて、お家の人にも協力してもらいながらその目標を達成できるように工夫してみましょう!