FG栄養コラム 5

水分補給は喉が渇いてからでは遅い!?

近年、熱中症対策としてこまめな水分補給が呼び掛けられるようになりましたが、喉が渇いてから水分摂取していませんか?

大人に比べて子どもは体温調節が難しく、水分補給してから体内に吸収されるまで30分〜1時間ほどかかるため、喉が渇く前に水分摂取することがとても重要です。練習中のこまめな水分補給だけでなく、練習が始まる前に飲むことも習慣にしていきましょう!水分でお腹がいっぱいになってしまった時は、うがいをするだけでも効果がありますよ。

汗と一緒にナトリウムなどのミネラルも失われるため、水分補給をする時は塩分や糖分がバランスよく含まれているスポーツドリンクがオススメですが、水の時は塩飴など塩分も一緒に摂るようにしましょう。また、5〜15℃が飲みやすく体にも吸収されやすい温度と言われていて、自動販売機で買った冷たい飲み物って飲みやすく美味しいと感じませんか?まさしくその温度が5℃なんです!タイミング、塩分、温度に気をつけながら水分補給をして、この夏炎天下での試合や練習でも最大限のパフォーマンスを発揮しましょう!

体内の水分が減ると血液中の水分も減り血液がドロドロの状態になり、全身へ酸素を運んだり筋肉にエネルギーを運ぶことが困難になってしまいます。今回ご紹介するカツオのたたきは血液をサラサラにする効果があるので、正しい水分補給とのWのパワーで体の隅々まで酸素や栄養を送り体の隅々までパワーUPしましょう!


体の隅々までパワーUP

カツオのたたき

調理時間 15分

材料費 192円/人

難易度 

アレルゲン ごま

材料(4人分)
カツオのたたき/td>半身
きゅうり2本
玉ねぎ1/4玉
長ネギ1/2本
★白ごま大匙2杯
★長葱みじん切り大匙3
★生姜みじん切り(またはチューブ)小匙1
★酢・醤油・ごま油各大匙4
★一味唐辛子お好みで

手順

玉ねぎはスライスにしてお皿に並べておく

長葱は千切りにして水にさらして辛味を飛ばす

カツオはスライス、きゅうりは千切りにする

★を合わせる

①のお皿にきゅうり、カツオを並べ、合わせ調味料をかけて完成♪
コメント

カツオのたたきは生姜醤油と合わせるのが定番ですが、ピリ辛ダレの味付けもとても合い食欲がそそられますよ。ぜひお試し下さい♪

魚に含まれるDHAやEPAで血液サラサラ!
カツオにはたんぱく質、ビタミンBやD、鉄分が豊富に含まれています。鉄分には植物性の非ヘム鉄と動物性のヘム鉄の2種類あり、カツオに含まれるヘム鉄の方が体内での吸収率が高く貧血予防が期待できますよ!また魚に含まれる脂質(DHAやEPA)は血中の善玉コレステロールを増やしてくれるので血液がサラサラに!
もちろんアミノ酸も豊富に含まれているので、筋肉強化したい子どもたちにピッタリな食材です!

辛味成分で血液サラサラ!
長葱にはビタミンC、β-カロテン、カルシウムが豊富に含まれています。また長葱や玉ねぎのツンとした香りのもとになる辛味成分は硫化アリルといい、血液の凝固を防ぎ、血液をサラサラにしてくれたり、殺菌作用、抗酸化作用があります。更に硫化アリルにはビタミンB1の吸収を高める効果があるので、疲労回復を助ける作用があります!

※健康な人を対象にした栄養アドバイスです。病気・高齢者・食事を取りづらいなど特別な配慮が必要な人は専門家にご相談ください。

※食事をされる際は当事者の自己責任において調理していただくことを基本とし、本レシピを利用してなされた一切の行為およびその結果についてFor Growthは一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。